先日、オンラインで試験的に探究サポートプログラムを小学校4年生~中学校1年生に対して実施しました。

いつも高校生に対して行っているハイスクールラボラトリーの3ヶ月のカリキュラムを小学校4年生~中学校1年生にアレンジした形です。

企画して1週間もなかったですが、総勢19名の児童・生徒さんが参加してくれました。
やる中で気づいたことは「小学生がいかにすごいか?」という事でした。


「興味・関心の幅が広い」、「やりたいことが何個もある」。
中高生ではほとんど起こらない状況でした。


19名とおしゃべりしていく中で、なんでかな?と探ってみました。


その結果、発達の側面等、内発的な事が影響していることもありますが、
それよりも中学生に対して社会が(暗黙的に)求めていること、
つまり外発的なことが影響しているのではないかな?と思いました。

今回おしゃべりして感じたことは二つです。


①教科学習をやらなければいけない。という思い込み。
中学生に上がり、学力考査も頻繁に行われること。
そして。それが高等学校進学・大学進学・仕事にも影響する事を踏まえて、
教科学習が大切で、それ以外は一旦置いておこうという考えが
どうしても暗黙的になっているような気がしました。

実際、中学生からは「教科の勉強」をしたいという声が多かったです。
別にそれ自体は問題ないのですが、教科以外のことに対して
興味を持ちにくくなってしまっている傾向を感じました。


②やりたい事は既存の職業と結びつけなければいけない。という思い込み。
旧来型のキャリア教育の弊害だと思いますが、これは、高校生になればより顕著になります。
やりたい事と既存の職業が結び付かなければ、それはやりたい事と言ってはいけない。
みたいな考えがあり、それによって興味・関心の幅が広がりにくくなっている。


そんなことが小学生と中学生の違いを生み出していたのかな?と感じました。
ただ、ここら辺はまだあまり数をこなしていないので、いまいちわかりかねるところもあります。

文献とかあたりながら、小中学生の探究サポートの数をこなしながら
これから知見をためていけたらなと考えています。

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