「うちの子、勉強やらないんです」

この言葉の背景にはいろんなポイントがあります。
そして、それは保護者の方はもちろん、生徒自身も気づいていないことがよくあります。

何個か細かい話はありますが、その中で一番大切になるポイントを書きます。
このブログで何回も書いている効力感(自信)がポイントになります。


「勉強したって成績はよくならない」と思い込んでいるからやらない(効力感の問題)
「勉強しても問題をどうせ理解出来ない」「勉強しても問題を解けるようにならない」
そんなことを心の奥底で思っている生徒は多くいます。

そして、そんな考えの裏には「勉強はすぐに成果が出なければいけないもの」と思い込んでいることもあります。そんなことは本来全くないのですが。。。。

「すぐ成果」志向が強いと、多くの子供達は中長期的な見通しが持てず、超短期的な見通しで動きますので、初見で出来ないことに出会うと、それだけで心が挫かれます。


具体的な事例で言えば、分からない問題・出来ない問題に出会った時に「出来るようになれば良い」と思うか、「無理だできない」と諦めるかの違いです。
この後者が意外と多いです。そしてどうなるかというと、意味を理解せずに丸暗記をする。

結果、努力の割に覚えることができず、より勉強に対する効力感が下がっていきます。


つまり、どんなことが起きているかというと。
「学びに対する捉え方」と「学び方」、これが負のスパイラルを起こしている状況です。

「どうせ理解できない」→「理解できないなら丸暗記」→「時間かけた(苦しい勉強の仕方なので体感時間も長い)のに点数悪い」→「どうせ理解できない」を強化。


ここからの脱却をはからないといけないんです。
しかし、捉え方は長年積み重ねてきたものなので、そこを変容させるには相手の内面にだいぶ入らせてもらわなければいけません。

相手がこの人は「自分のできない部分も受け入れてくれる」「成長を失敗も含めて応援してくれる」そんな関係性を作らなければ、その生徒の捉え方変容を促しにくいです。

その関係性ができた上で、どんな学び方をすると自分は勉強が出来るようになるか?
それを共に考えるだけで多くの子供たちは勉強が出来るようになります。

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