先日、お世話になっている高校の先生から「村瀬さん、こいつらちょっとやばいからみてくれ」と、連絡があり、3人ほどまとめて指導させてもらいました。

グループディスカッションで見られるポイントは各大学ごとに若干違いますが、だいたい共通しているところもあります。
各大学で見られるポイントを知りたい場合は大学のアドミッションポリシーをお読みください。


よく見られるポイントの一つが「他者の言っていることを理解すること」です。
そこまで高いディスカッションレベルを求めない大学なら、他者の意見を受け止めることだけで評価しているかもしれません。

ただ、低いレベルに合わせても学ぶ楽しさに気づけないので、来てくれた子たちには「他者の意見を自分の意見のように話すことができるのを目指す」のが「他者の言っていることを理解すること」だよ、とお話ししました。


「学校の先生の授業、先生が話していることを自分の言葉で話せることを目指すことだよ」
というと、絶句していました。笑


まぁ一般的な学校の先生の授業だと、50分間知識を受け入れるモデルなので、それを要約するのはなかなかしんどいので、難しいと思いますが。
ディスカッションは随時、質問をする機会や、他者の意見に自分の意見を絡めて知識を整理する時間があるので、それがしやすくなります。


ただ、そんなこと今までやったことがないので、慣れてもらうことを目指して指導を開始。
練習として面接練習を教材にして、要約練習をしてもらいました。


3人のうち1人を選んで、その子を面接を受ける生徒にして、試験官として私が志望動機や経験、学習計画を問うていきます。
そして他の二人は私の隣に座って、面接を受けた生徒が話していることを要約するという練習です。


以前から違うプログラムを受けている子は、要約したことを比較的スムーズに述べることができて「俺できるぜ」的な雰囲気を出してましたが、初めての子はやはりなかなか苦戦していました。


なかなか苦戦しているのをみると、普段授業を受けている時や、何かの話し合いをする活動も表面的に行っているんだろうな〜?と感じました。


しかし、みんな楽しそうに、そして苦しそうに受けてくれたので、よかったです。


これから、日常でも相手の言っていることの根拠、具体的な事例を把握した上で、自分の意見にできるようにトレーニングして欲しいですね。
それが教科学習にも必ずつながります。


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