先日、指導をしている中で、感じたことです。

「当たり前だ」と思われる方も多いと思いますが。
テスト結果の分析をして、学習方法の改善ポイントを探すことはとても大切です。
ただ、多くの子供たちはこの分析が誤っているために、誤った方向に勉強をしてしまっています。


具体的な事例をあげます。
100点中50点ぐらいの点数を取った生徒。テスト結果の振り返りをしたところ。
「漢字が書けなかったからダメだった。そこを頑張れば良い!」
でも、実際は漢字で点数を落としたのは多くても1教科3点。
なので、そこを原因として捉えて、そこを努力しても残りの50点程度の点数は取れません。

しかし、本人が自分で分析を試みたら、そのようなことがおきました。
その後、話し合いを行い分析結果は変わりましたが、最初はそこから始まりました。


分析結果の変更が行われた後に、本人に質問をしました。
「なんで、最初、漢字がダメだから点数が取れなかったに理由をしたんだろう?」と。


すこし考えた上で「自分が漢字苦手という感覚があるから」と教えてくれました。
「とても興味深いな」と、その言葉を聞いて、二人で味わっていました。
本人の過去の経験で苦手意識が植え付けられているものに、学業成績不振の原因を押し付けているということに。

話は戻りますが、この分析がちゃんとできないと、誤った方向に努力を行い、結果として自分が望む結果を生み出すことができません。
そうすると、学習性無力感(やったって意味がない)が強化されて、子供達は勉強に向き合わなくなります。


なので、テスト結果の分析をしっかりすることはとても大切です。
というお話しなのでした。なんでもPDCA大事です。

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