先日、教科の学び方の指導をしている際に、子ども達がメタ認知が上手くできないから適切な勉強ができないんだな?と感じることがありました。

メタ認知という言葉なかなか聴き慣れないと思いますので、具体的な事例を通じてお話ししします。

事例①「問題に取り組む中で、自分の知識を分析して、知識の不足していることに気づくこと」
問題間違えた時に勉強が苦手な中高生は答えを写すことに終始します。

その答えを導き出すために必要だった知識のうち、何の知識の理解が不十分なのか?
もしくは使いこなすことに慣れていないから解けなかったか?など、
メタ認知とはそのように自分の持っている知識を分析することを指します。

これをやらないとどうなるかというと、意図的な学習を行わないために、理解が不十分であった基礎的知識がそのまま放置されたり、使い慣れていない基礎的知識をそのまま放置することが行われます。
そして、結果として類似問題は解けない(テストの点数が悲惨)という状況が生まれてきます。

このようなことがメタ認知と学力の関係になります。

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そして、ここから本題に入っていきます。
これらのメタ認知スキルを部活動でどのように育むのか?ということです。
とてもシンプルです。

中高生に自分の目指しているものに向けてどんな能力が不足しているかを分析してもらうことを癖づけることです。
そして、その分析結果に基づいて、練習メニューを組み立てて、実際にやってみること、そしてそれが機能したかどうか更なる分析を促すことです。

その際、顧問の先生はその分析の根拠を言語化することをサポートしたり、分析の妥当性を上げるために、各種書籍などを読むこと、必要に応じて友人や先輩などに意見をもらうように促すことなどが重要になります。


これらのことをしっかりとやることができれば、教科学習においても、メタ認知ができるようになり、勝手に成績が伸びるようになります。(転移させるように若干の言語的指導は必要になりますが・・・。)


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