ちょっと、なんか他の人がよくやっている本題はタイトルに載せない風にしてみました。笑

最近は「まなびかたクリニック」のお仕事割合が少し増えてきています。

まなびかたクリニックの受講生さんは、全教科80点超える生徒さんもいれば、学年で見事最下位を取られる生徒さんも。はたまた、学校行かない系生徒さんもおります。

7割ぐらいが学年最下位か、学校行かない系生徒さんです。
なかなか特殊な状況ですね。はい。


study_yaruki_nai
サービス前の生徒さんはこんな感じから始まります。笑

まぁ、でもこうなっている理由は「勉強しても成果はでない」を何回も経験して
学習性無力感を獲得してしまっているからなので、個人的にはなんとも思いません。

「学習性無力感」とは、米国の心理学者マーティン・セリグマンが1967年に発表した概念で、抵抗することも回避することも困難なストレスに長期間さらされ続けると、そうした不快な状況下から逃れようとする自発的な行動すら起こらなくなる現象をいいます。セリグマンたちは犬を用いた実験によって、「自分が何をしても状況は変わらない」という思い=無力感が体験から学習されるものであることを発見しました。「学習性絶望感」や「学習性無気力」とも呼ばれ、一種の抑うつ状態や学業不振にいたるメカニズムの一つとしても注目されています。
引用:コトバンク

生徒たちと話していると「彼ら、彼女らの今までの経験から、この状態にならない人なんて逆にいないでしょ?」と思います。

なので、生徒がやる気を持っていなくても怒りの感情は一切出てきません。
むしろ「大変だったね」と心の奥底でちょびっとだけ思ってます。
※ちょびっとだけです。基本的には興味深く生徒の状態を観察している感じなだけです。

さて、本題に戻ります。
大切なのは「分からない事を見つけること」と、「分からない事を理解すること」です。
「当たり前じゃん」と思う方も多いと思いますが、この当たり前ができていないことに驚愕です。


分からないことを見つける
よく生徒がいいますね「何が分からないか分からない」。
「いや、それぐらい自分で特定しなさいよ」って思いますが、なかなか難しいようです。

ここら辺メタ認知が関わってきます。
■正答と自分の解答のどこが違うのか?
■正答を導き出すまでの中で、自分が分からないことは何か?
こういうことが特定できないんです。
ここら辺いろんなことに「なんで?」「なんで?」を繰り返す「なんでなんでボウヤ」は得意です。
「なんで?」と聞くのは、つまり分からないことがある程度特定できているからなんです。
この能力、幼少期の時に奪わないような子育てしたいですね。

ちなみに「まなびかたクリニック」では、ここの能力を取り戻してもらいます。
なんかリハビリみたいなものです。子どもたちは疑問をいっぱい持てるようになっていきます。


分からないことを理解すること
理解するために大切なことは調べることです。
それは、自分の脳内知識を調べることもありますが。
ほとんどの場合は、自分が持っていない自分の外にある情報を調べることが多いです。

でも、この自分が持っていない自分の外にある情報を調べることができないみたいなんです。
たぶん分からない時は先生が教えてくれるからで、自分から調べる必要がないからだと思います。

教えることの功罪ですね。
しかも、生徒が質問して教えているわけではなくて、生徒の問いがないのに、教えていますからね。(授業)

それが絶対に悪いこととは私も思いませんが、自分で分からない事を理解するために
調べるということができるようになれるといいですよね。

ちなみに「まなびかたクリニック」では、自分の外にある情報を取りに行く(調べる)練習をふんだんにしてもらっています。私一切教えないんです。
※生徒があまりにも理解できると思えていない状況で、調べ学習に向かえない場合は、若干の教科指導をする場合はありますが。

この二つができるようになった生徒さんは、自分で学んでいくことが楽になります。
※これ以外の要因で、学ぶことが困難な場合もあるので、絶対ではありません。


以上、サービス紹介も兼ねたブログ記事でした。
何かお役に立てたら幸いです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
自分だけの学びたいを深める学びの旅の相談員”やりたいことコンシェルジュ”
https://peraichi.com/landing_pages/view/journey-of-learning

悪くなってしまった学び方を改善する”まなびかたクリニック”
https://peraichi.com/landing_pages/view/manabi-clinic/

総合型選抜・学校推薦型選抜対策塾”ハイスクールラボラトリー”
https://hs-laboratory.com/

集中できる環境を提供する”犬山の自習室”
https://peraichi.com/landing_pages/view/inuyama-jisyu

高等学校の「総合的な探究」のカリキュラム開発・運営。
探究的な学びを通じて人の学ぶ力を高める”一般社団法人FILL”
https://learning-fill.com/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー