今日のテーマは理科や社会で用語を記憶するために大切なこと。
勉強嫌いの生徒、勉強できない思い込みを持っている生徒さんと接していると、理科や社会で用語を記憶することに苦戦する姿をよく見かけます。
(1)記憶しにくい学び方
どのような学び方で記憶をしようとしているかというと、主に下記2点です。
①繰り返しの学習はしていない(いや、それは覚えれんだろうとツッコミたくなります)
②繰り返しの学習はしているけど、用語の意味や関連概念などについては理解せず、問題に対応した答えとして丸暗記しようとしている。
この二つだと、なかなか社会や理科の用語を記憶することは困難です。
それぞれの状態の子に対するアプローチは異なってきますが、今回は②の子を対象に考えていきたいと思います。この層の子は多分大量にいると思います。5割は超えるかと。。
(2)記憶するために大切なこと
記憶していくためにその用語に関連した概念を豊かにしていくことです。
その用語に関連した概念が豊かではないと、なかなか記憶として定着しません。
訪問したことある国の名前は忘れにくいけど、訪問したことのない国の名前は忘れてしまう。
そんな現象と同じと捉えていただけると分かりやすいかもです。
では、用語に関連した概念を豊かにするにははどうすれば良いか?
基本的には教科書や資料集に書いてある用語の説明をしっかりと読み込んで理解をすることです。
当たり前なのですが、そこを疎かにして、答えだけ覚えようとする子が非常に多いです。
教科書や資料集が嫌な生徒さんは、インターネット上での解説動画を見て学んでもいいでしょう。
いずれにせよ、その用語に関連した概念を豊かにすることが記憶を楽にしていきます。
ただ、最初、多くの生徒さんは「そんなこと面倒臭い」「そんなことやっている時間がない」という反応が返ってきます。
そんな反応も受け止めつつ「それやると勉強も楽しくなるし、記憶も楽になるし、結果として勉強時間がめっちゃ減るよ」と唆すしかありません。
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(3)マニュアルの内容の意味を理解する人かしない人か
ちなみにこの学び方は、社会でも汎用的に使える学び方だよなぁと思います。
もちろん、社会ではそのような丸暗記はしない人も多いと思いますが、学校時代の癖がなかなか抜けない人も多くいるのではないのかな?と思います。
提示されたマニュアルをとりあえず覚えようとする人、提示されたマニュアルの内容を深く理解して覚える人、結果としてどちらが高い生産性を生み出せるかは、想像に難くないと思います。
学業を通じても、その学び方を習得していってほしいですね。
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