TS1306_TP_V

県内で一番学力レベルが高い高校に通う生徒さんに学び方の授業をさせていただく機会がありました。

その子は中学校の時、解けない問題は特になかったそうです
ただ高校に入学してから、勉強についていけず、やる気がなくなっている状態で、私のところに相談がありました。

何回か授業をすると、学業と向き合うことができるようになって、「学ぶことが楽しい」と言って頑張ってくれるようになりました。

さて、この子がなんで高校で落ちぶれてしまったのかを、本人のインタビューから考えていきたいと思います

(1)分からない問題が大量に発生した
進学校では、授業スピードが速い、問題演習に難しめの問題を使うなどの理由で、分からない問題が大量に発生していたみたいです。

これが一つの引き金となっていたみたいでした。

中学校では、分からない問題なんてほとんどなかったのに、高校で分からない問題が大量に発生した時に、そこにうまく対応できなくて、理解を諦めてしまっていました。


(2)宿題・課題の量が多くて、それの対応に必死
上記のことに拍車をかけて、宿題・課題の量が多くて、それをこなすことに精一杯で、分からないことを理解する作業をやめてしまっていました。

「宿題・課題がいっぱい」⇨「分からないのがいっぱい」⇨「でも、宿題・課題をとりあえず終わらせなきゃ」⇨「理解なんてしていられない」

こんな負のスパイラルが起きて、答えを導くために必要な知識やプロセスを理解することを放棄していました。多分、こういう状況になっている進学校の生徒さんって、とってもいっぱいいらっしゃるんだと思います。

(3)分からないことがいっぱいでも一個一個理解する練習
こういう状況になった時には、落ち着いて一つ一つをしっかりと理解することがとても大切になってきます。

具体的には「正答の理由を把握すること」「自分が誤答を生み出した理由を把握すること」などの理解になります。
また、それを実行するために、答えを生み出す過程に着目して確認をすることや、分からないことに関連して、教科書や資料集や解説の読み込み、先生への質問行為を行うなどを行う必要があります。

そんなことを練習する授業を生徒さんと一緒にやっていたら、だいぶ楽に学業を捉えるようになって、「学ぶことが楽しい」という感覚が戻ってきました。

そんなことをお子さんにやって欲しい方はこちらからお申し込みください。
現在、新たに3名ほど生徒を募集しています。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
自分だけの学びたいを深める学びの旅の相談員”やりたいことコンシェルジュ”
https://peraichi.com/landing_pages/view/journey-of-learning

悪くなってしまった学び方を改善する”まなびかたクリニック”
https://peraichi.com/landing_pages/view/manabi-clinic/

総合型選抜・学校推薦型選抜対策塾”ハイスクールラボラトリー”
https://hs-laboratory.com/

集中できる環境を提供する”犬山の自習室”
https://peraichi.com/landing_pages/view/inuyama-jisyu

高等学校の「総合的な探究」のカリキュラム開発・運営。
探究的な学びを通じて人の学ぶ力を高める”一般社団法人FILL”
https://learning-fill.com/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー