jishin

中学校の時に学年一桁。

超進学校へ進学。

その後に勉強についていけずに落ちこぼれになる。



こんな経験をする子は、多分一定数いると思います。なんで落ちこぼれていくのかについては、先日の記事をご参照ください。「成績優秀者が高校で落ちぶれる理由

では、落ちこぼれになっていた生徒がどのように自信を取り戻していったのかについても、生徒へのインタビューから考察していきたいと思います。

(1)実施した学び方の授業

生徒に対する授業では、問題を解く際に自分の知識不足部分の箇所の明確化、誤理解の箇所の明確化を促す授業をしていきました。

例えば、英文の和訳の時に、なぜ適切な和訳ができないのかを「熟語の理解」「単語の理解」「文法の理解」など、どの要因によってできないのか?を明らかにするために、正答と自分の回答の睨めっこをして、考察していく授業です。

その上で、その要因となっていることにどのように対応していくのか?について計画を立案する授業です。(たまに、要因分析はできるようになっても、それに対する学習計画立案がうまくできない子もいるので、そこまで一緒にできるようにトレーニングしていきます。)

(2)勉強するべき箇所の焦点化に成功

学ぶべきことが漠然していて、何をやればいいか分からない。
何をやれば成績が上がるか分からない。


そんな状態から、要因分析をして、計画立案をすることで

これをできるようになれば問題が解けるから、これをやれば良い。

という形で、やるべき行動が明確化されていきます。
勉強するべき箇所の焦点化に成功して、成績が上がる見通しを立てることができたということです。


(3)見通しが立つことで自信を取り戻す

実際に生徒へインタビューを実施したところ、下記のようなお話をしてくれました。

テスト後に復習することの復習の意味が変わりました。
今までは間違えたところをとにかく全部やり直すということをやっていたけど。今ではそうではなく、間違えたところしっかりと考察して「どういうところを間違えたのか?」とか「なんで間違えたのか?」を考えるようになりました。
その上で、どこを重点的に学ぶべきかを考えてやるようになりました。

このインタビューからも分かるように、学び方の変容が起きていることがよくわかります。

生徒さんから話を聞くと、授業を受ける前と比べて、だいぶ楽に学ぶことと向き合えるようになったみたいです。よかった。よかった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
自分だけの学びたいを深める学びの旅の相談員”やりたいことコンシェルジュ”
https://peraichi.com/landing_pages/view/journey-of-learning

悪くなってしまった学び方を改善する”まなびかたクリニック”
https://peraichi.com/landing_pages/view/manabi-clinic/

総合型選抜・学校推薦型選抜対策塾”ハイスクールラボラトリー”
https://hs-laboratory.com/

集中できる環境を提供する”犬山の自習室”
https://peraichi.com/landing_pages/view/inuyama-jisyu

高等学校の「総合的な探究」のカリキュラム開発・運営。
探究的な学びを通じて人の学ぶ力を高める”一般社団法人FILL”
https://learning-fill.com/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー