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まなびかたクリニックの授業で中学生の数学のテスト結果分析をしていた時のことです。

ちょっと衝撃的で、面白かったので記事にします。
意外とこういう事は多くの子どもに起きていると思います〜〜〜。

この子は今まで何回か、まなびかたの授業を受けていて、テストの結果分析から主に3個の要因でテスト成績が向上しないもしくは安定しないことがわかっていました。
①間違えた問題の中で解説を読んでもわからないものは、そのまま放置。
②間違えた問題の解き直しをしない。
③計算ミスに対してケアレスミスと称して改善策を考案しない。

それぞれについて生徒と共に対策を考えて、その対策を実行するための方法を考えて実行していきました。

(1)明らかになった課題とその対策

①間違えた問題の中で解説を読んでもわからないものは、そのまま放置。
分からないものは学校の先生もしくは、塾の先生に質問をする。
※生徒によっては先生との関係性が悪いため、友達に質問するなどいろんな方法があります。その子にとってやりやすい選択を本人が考えて実行することが大切です。
②間違えた問題の解き直しをしない。
間違えた問題を解き直すことの有効性について事例と共に教示して、解き直しを実行してもらう。
※この解き直しも生徒がそれをやる努力や負担感、時間に対して、メリットがあると感じれないといくら説明してもやらないので、そこについて同意を生徒とはかっていくことが大切。
③計算ミスに対してケアレスミスと称して改善策を考案しない。
計算ミスが起きにくくなるために途中式を書くこと。それを整えて書くことで、正確に素早く計算ができることについて教示。
※これも②の解き直しと同じで、生徒がそのやり方に同意することが大切です。言っただけではやりません。
こんな形でテストの成績が不安定だったのが、安定的な点数がある程度取れる用になってきました。

(2)先生に質問した問題は解き直しをしない問題

そして、そんな改善が傾向が見られている中で、この前数学のテスト結果分析をやったところ、本人から衝撃的な一言が「先生に質問した問題の解き直しをしてなかったから解けなかったんだ!

間違えた問題がどんな問題なのか?それを分析していく過程でそれに気づいた事は💮なのですが、なんと解き直しする問題と解き直しをしない問題に分かれていたことが明らかになりました。

「なんで、解き直しする問題としない問題に分けていたんだろうね?」

そんな問いかけをしても本人もうまく説明できません。
問題集を解いて、間違えた問題で、解説を読んで理解できた場合は、解き直しをするのにです。


(3)問題の解き直しする行為の適応範囲についての推測
ここからは、推測になります。

たぶん、先生に質問した問題というのは、再度問題を解くときでさえも負荷が強くなってしまうので、無意識的に解き直しすることを避けたのではないかな?ということです。

そこにかかる負担感、時間、努力などを払うよりも、それをせずにもまれに教えてもらったら一発で解けるようになることもあるので、そこの甘みを享受しようとしたのではないのかな?ということです。

ただ、これもこの前のテスト結果分析をしたときに気づくことができたので、たぶん次回以降は改善されてくると思います。

ちなみにこれも国語で聞いた問題は解き直しをするけど、理科ではしないとか、教科によって適用範囲を無意識的に変えている生徒もいます。
ここら辺、生徒自分で気づいていないので、教科共通の質問としてやると正確に答えれないことがよくあります。

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