
テスト結果を分析しなければ成績は伸びない。
「そんなの当たり前でしょ」と思う方も多いと思いますが、多くの子ができていません。
自分自身にも問いかけてください。
あなたは問題が起きた時に何故上手くいかないのか?を分析して明らかにしていますか?と。
自分自身にもグサリとくる言葉ですね。
好きなこと、得意なことなら、やりたい事なら、それを上手くやっている方もいると思います。
嫌いなこと、やらなければならないことだと、それをやらない方もいると思います。
単純に「努力が足りないからだ」と決めつけて、「どんな努力が必要なのか?」「その努力は本当に効果を生み出すのか?」について考えていない事はありませんか?
(1)テスト結果分析からの学習の仕方の見直し
先日のブログではテスト結果分析を通じて、学習方法の改善を生徒が発見していくストーリについて書きました。「え?先生に質問した数学の問題は解き直しをしないの?」
この事例のように、テスト成績が伸び悩んだ理由を把握できれば、それに対して効果的な対処方法を考えることができます。
この事例では、生徒が「教えてもらった問題/教えてもらっていない問題」の観点から、テストを分類して、教えてもらった問題における誤答率が高いことを発見していました!
素晴らしい発見!

そこから「教えてもらった問題がなぜ解けないのか?」について考えを深めたところ、その後の解き直しをしていないからであることに気づいていました。
これまた素晴らしい発見!

そこまで来て、ようやく次回のテストに向けた学習方法の改善Pointが見えてきます。
(2)テスト結果分析が出来ないとどうなるか?
上記の事例で考えてみると。
教えてもらった問題の解き直しが、点数が伸び悩んだ理由だと考えない。
そのため、今までと同じように、教えてもらった問題の解き直しをしないということが予想されます。
実際、テスト終了2〜3週間後に一緒にテスト結果分析を行うまで、本人は「なぜ伸び悩んだのか?」に気づいていませんでした

授業をしなかったら、次回のテストでも教えてもらった問題の解き直しはせずに、発展問題の点数は取り損なうことになっていたでしょう

(3)テスト結果分析には他にどんな観点が?
テスト結果分析は先ほどの「教えてもらった問題/教えてもらっていない問題」の観点もありますが、それ以外にも多様な観点があります。一部の例は下記の通りです。
教科の分野ごとでの正答率
基礎問題・発展問題で分けた正答率
出題形式に分けた正答率
間違いの仕方で分けた失点数
テスト期間の宿題に準拠したものか、そうではないものかの正答率
ちなみにそれらの観点別分析をした上で、それらに関連するテスト週間の学習方法はどうだったのか?
実際に学びに使った教材を見返しながら、そこにある特徴を明らかにして、学習方法の改善をしていきます。
お子さんにやってほしい方はこちらよりお問い合わせくださいね。
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